概  要  【平成10年10月】


 人孔やピット内に布設されているケーブルの管路口の防水施工は、通常規格された防水装置によって行われているが、建設年度の古い管路口などは規格された防水装置が使えない場合がある。このような場合の防水方法は、一般的に黄土(一定の割合の黄土、セメント、石膏、水等を配合したモルタル状のもの)を使用されている。管路から吐出水が多く止水が困難な場合は、黄土の配合や硬化剤の配合比を変える方法がとられる。

 一方、管路口の止水の必要から黄土の配合を変えることによって強度が大きく(200s/p2前後)なり、ケーブルの機械的移動を妨げるため、やがては損傷する恐れがあるので適切な強度の黄土に取り替える必要がある。
 黄土の取替作業の際、既設管路口の黄土を撤去するには従来から手作業(ハンマーと破砕具)によって行っているが、狭い作業空間(人孔)で活線ケーブルに近接しながらの連続作業で、作業者の疲労が大きい。
 今回、作業者の疲労や集中力不足からケーブルに外傷を与えないよう、「機械化」「省力化」するため関西電力(株)我孫子電力所と共同で開発したものである。

仕  様

ぺッカー
(フラックスハンマー)
打 撃 数 4000b.p.m
打 撃 力 33.6sf/p2
ストローク 23mm
空気消費量 0.55cm3/mni
使 用 圧 力 6sf/cu
質   量 5.21s